つり輪

つり輪とは、体操競技で用いる器械、また、その器械を用いて行う男子体操競技の一種目のこと。

つり輪の器械では、ちょうど床から高さ280cmの位置にくるように二つの輪っかが上からぶらさがっており、選手はこの輪っかを両手あるいは片手でつかんで演技を行う。

つり輪種目では、つり輪をつかみながら空中で静止技や振動技を行った後、回転などのアクロバット技で着地を行い、静止状態での筋力の強さやバランス能力、またアクロバット技での俊敏さ、完成度を競う。他種目に比べて静止姿勢が多いため、特に強い腕力が求められる。静止技では2秒以上揺れることなく静止しなければならなく、静止技の連続を成功させるためには強い集中力が求められる。

種目別の中では、鉄棒に次いで日本人選手の優勝率が高い。東京五輪(1964年)で早田卓次元選手が、ミュンヘン五輪(1972年)他で中山彰規元選手が3回、ロス五輪(1984年)他で具志堅幸司元選手が2回優勝している。

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<314>  2008.8.26更新