エアロダイナミクス

エアロダイナミクスとは、空気力学のこと。F1では、空気抵抗を抑えると同時に、ダウンフォースと呼ばれる車体を地面に押しつける力を発生させる。車体が地面に押しつけられることで、エンジンのパワーを最大限利用できる上に、コーナーでもスピードを極力落とさずに、横Gに耐えることができる。F1各チームにとって、ダウンフォースを得るためのエアロダイナミクスは車体設計における最優先事項となる。

ダウンフォースが発生する仕組みは、飛行機が翼によって揚力を得るのと逆と考えれば分かりやすい。車体の前や後ろに取り付けられたウィングの上部と下部に空気が流れる速さの違いにより、下へ向かう力が発生する。また、車体の底面を流れる空気をコントロールすることによってもダウンフォースは発生する。しかし、F1を統括する国際自動車連盟(FIA)により車体の各部分のサイズが細かく規定されているため、各チームは規定の範囲内でダウンフォースを獲得しなければならない。風洞施設と呼ばれる大がかりな実験施設を稼働させてエアロダイナミクスの研究を行っている。

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<535>  2009.8.11更新