ゴールボール

ゴールボールとは、パラリンピックなどで行われる視覚障害者による球技のひとつ。1チーム3名のアイシェードと呼ばれる目隠しを着用した選手が、コート内で鈴入りのボールを転がすように投げ合ってゴールを狙い、一定時間内での得点を競う。パラリンピック夏季大会の正式種目として認定されている。

ゴールボールは、第二次世界大戦で視覚障害を疾患した軍人に対するリハビリテーションプログラムのひとつとして考案された。1946年にオーストラリアのハインツ・ローレンツェン氏とドイツのセット・ラインドル氏により競技化され、世界各国に普及した。

日本でゴールボールが初めて紹介されたのは1982年のことだが、当時は全国的な普及には至らなかった。1992年に日本身体障害者スポーツ協会が、1994年の北京フェスピック大会への代表チーム派遣を決定したことを受け、競技規則の本格的な翻訳が行われて認知度が高まっていった。1995年には、日本ゴールボール協会が設立され、以降は全国的に大会が実施されている。

コートは18メートル×9メートルのバレーボールと同等のものであり、両端にゴールが設置されている。試合時間は前後半各12分ハーフで、ハーフタイムは3分。延長戦は正規時間の終了3分後に3分間×2回で行われ、決着がつかない場合には、エクストラスローを行なう。ベンチ入り6名、コーチ3名で1チームが編成され、コート内には3名の選手が入る。コート内の選手はアイシェードと呼ばれる目隠しを着用し、鈴入りのボールの音を頼りに身体全体を使ってプレイする。

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<1495>  2012.9.6更新