シッティングバレーボール

シッティングバレーボールとは、床に臀部の一部が接触した状態で行なうバレーボールのこと。1980年から、パラリンピック夏季大会の正式種目として実施されている。

シッティングバレーボールは、戦争により身体が不自由になった人々により考案され、1956年にオランダで競技化された。当初はリハビリテーションの意味合いが強かったが、1957年に大会が開催されるのにあたり、規則の整備が行われ、競技としての認識が広まった。1967年からは国際大会も開催されるようになり、1980年のアーヘンパラリンピックでは、男子のシッティングバレーボールが正式種目として実施された。2004年のアテネパラリンピックからは、女子でも正式種目となった。日本では1992年に導入され、国内に約1000名の競技人口があるとされる。

ルールは基本的に通常のバレーボールと同じであるが、シッティングバレーボールに特有のルールも存在する。スパイクを打つ場合やブロックを行なう場合など、いかなるときでも臀部を床から浮かすことが許されないが、レシーブのときのみ、短時間であれば臀部が床を離れることが認められている。また、サーブブロックが認められていることも特徴である。コートは10メートル×6メートルで、ネットの高さは、男子が1.15メートル、女子が1.05メートル。男女混同の場合は男子のルールが適用される。

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<1496>  2012.9.6更新