スクラム

スクラムとは、ラグビーの試合において、試合が反則等で中断した後の、試合再開のセットプレーのひとつ。早く、安全に、かつ公平に試合を再開させる目的がある。

スクラムは、両チームの背番号1〜8までのフォワードと呼ばれるポジションの選手が8人ずつ3列となって組まれる。最前列はフロントローと呼ばれ3人が肩を組むようにして身体を寄せ合い、2列目のセカンドローは4人いて、フロントローの3人の身体の間に頭を入れて前をロックする2人と、それらを外側からサポートする2人で形成されている。3列目は1人でありサードローと呼ばれ、セカンドローのロック2人を後ろから押す役目を担っている。

スクラムが組まれたら、ファウルを受けた側のチームのスクラムハーフが、両チームのフロントローがぶつかり合っている境界線にボールを投入する。この境界線はトンネルと呼ばれる。投入されたボールは、どちらかのチームのフロントローの真ん中にいるフッカーと呼ばれるポジションの選手が足で掻き入れ、後ろへと送る。トンネルに投入されたボールは、フロントローの選手以外が触れてはいけない。ボールが、トンネル以外のところから出たときにスクラムは終了し、通常ゲームが再開される。

スクラムは、ラグビーの醍醐味の1つであり、また試合の勝敗に大きく関わるプレーの1つでもあることから、非常に盛り上がるシーンとなっている。また、チーム内の8人が一丸となって前へ突き進もうとする姿勢から、社会的にも全員で協力して前に進んでいくことを、スクラムを組む、というように言われることがある。

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<731>  2009.12.26更新