ハンデせん

ハンデ戦 【 ハンディキャップ競走 】

ハンデ戦とは、競馬におけるレース体型の1つ。競走馬にまたがる騎手の負担重量にハンデをつけて競走を行うことから、ハンデ戦と呼ばれるようになった。JRA内のハンディキャッパーと呼ばれる人が3名で負担重量を決める。負担重量の判断基準となる理念は、出走全馬が横一線でゴールに入線することとなっているため、各馬の能力を見定めて全馬公平となるようにハンディキャップを決めることが求められる。

ここでいう各馬の能力とは、過去の競走実績やレース中における競走経過、コースのコンディションにおける有利不利など、あらゆる面を客観的に見て判断されている。3名のハンディキャッパーが各自で全馬のハンデを決めて持ち寄り、会議によって全員一致のハンデを決めることになっている。

全馬公平のハンディキャップ理念が基づいているため、レースも混戦になり荒れる結果になることも多い。出走馬の中でも最も重い負担重量を背負わされる馬や騎手のことをトップハンデや、ハンデ頭と呼ぶ。

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<693>  2009.11.26更新