ハーフパイプHP Half Pipe

ハーフパイプとは、雪上の緩斜面を「U」の字状に掘り下げて作られたコースバーン、またはそのコースでおこなわれるスノーボードフリースタイル種目。パイプを半分に割ったような形状が名前の由来となっている。コース断面の「U」の字状においてもっとも高い部分である両端のエッジを「リップ」といい、一番低い部分であるそこの部分を「ボトム」と呼ぶ。

ハーフパイプ競技は、フリースタイル・スノーボードを履いた1名の選手が、ハーフパイプにおいて空中演技を行い、その演技の高さや完成度、美しさを競う個人種目で、男子種目、女子種目がある。選手は斜面の一番上のリップからコース内にドロップインし、コース内をジグザグ状に滑走しながら滑走のための推進力を得る。途中リップで踏み切ってジャンプをしてさまざまな試技(エアートリック)をおこなう。ハーフパイプ競技ではこのエアートリックの難易度、完成度を競う。

主なエアートリックとしてはジャンプ中に手でボードをつかむ「グラブ」や身体を回転させる回転トリックなどがある。グラブには前後の手でボードのどの部分をつかむかによって、また回転トリックは回転数、縦回転、横回転、またはその両方を組み合わせた3D系などさまざまな技が存在する。

演技の数は各大会で使用するハーフパイプの大きさにより異なる。現行のハーフパイプは長さ120〜160m、幅16m〜20m、高さ4.7m〜5.7m。試合では、数名の選手が同時に一つのハーフパイプで演技を行う。得点は、5名の審判員がエアーやスピン、高さなどの全体的印象(オーバーオール)を10点満点で算出し、50点満点で総合得点の多い順に順位が決まる。本種目が冬季オリンピック大会の正式種目となったのは1998年第18回長野大会以降。競技規則は国際スキー連盟(FIS:仏Federation Internationale de Ski)に従う。

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<261>  2008.7.25更新