ビンディング

ビンディングとは、 スキーブーツをスキー板に固定するための器具。アルペンスキーでは足裏全体がビンディングに固定されるが、ノルディックスキーでは足裏の前側だけ固定されかかとが浮くようになっている。ビンディングの役目としては、ブーツをスキー板に固定するほか、不慮のアクシデント時に足をスキー板から安全に解放する役割も持っている。ビンディングの構成としては足のつま先を固定するトゥーピースとかかとを固定するヒールピースで構成される。またビンディングはブーツを固定、解放する方式によりステップイン方式とターンテーブル方式の2タイプに分けられる。ターンテーブルの方が不慮の際に正確に解放されるといわれているが、ステップイン方式の扱いやすいという特徴からこちらが主流となっている。ターンテーブルはモーグル選手やゲレンデスキーヤー上級者など激しいスキー操作を行うスキーヤーに主に愛好されている。ビンディングは基本的にバネの力で固定しており、スキーヤーの体重や体力、技術力に応じて適切な力で固定する必要がある。この力の目安を「解放値」といい、トゥピースとヒールピースに内蔵されているねじをドライバーで回して調整する。一般に体重が多いほど、もしくは上級者ほど解放値を大きく設定する。

ビンディングはスキー板から高い位置に設定することで雪面からの振動を吸収したり、内傾角を大きくとれることで高速でカービングターンがしやすくなる。この特性を利用してアルペンレーサーや基礎スキー上級者などは高速時の確実なターン操作を目的としてビンディングとスキー板の間にプレートを装着する。

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<237>  2008.7.22更新