フォージドアイアン 【 鍛造アイアン 】

フォージドアイアンとは、金属の加工法のひとつ。金属をハンマーなどで叩くことで、内部の結晶を整え、強度を高めること。古くから日本刀などに用いられてきた加工法だが、ゴルフにおいてはアイアンの製造法の一種として知られる。鍛造することを英語でforgeというため、鍛造によって作られたアイアンはフォージドアイアンと呼ばれる。ほかの加工法として鋳造があるが、こちらは単に型に流して固めることを指し、叩く工程が存在しない。

鍛造によって作られた金属は鋳造に比べ強度が高いと言われるが、ゴルフクラブにおいては加工しやすいように軟鉄を利用するため、強度の面でさほどの差はない。しかし、鍛造アイアンの方が打感が柔らかいと言われており、プロゴルファーや上級者は鍛造アイアンを好む傾向にある。マッスルバック型のアイアンはほとんど鍛造アイアンである。

製造に手間がかかることから鋳造アイアンに比べて値段が上がることが多い。キャビティアイアンにおいては鋳造と鍛造による打感の違いが現れにくいと言われているため、キャビティアイアンについては、安価に生産できる鋳造アイアンが主だった。また、叩く工程が入ることから鍛造では複雑な形状が作りにくいとされていたため、鍛造アイアンはマッスルバック型が主だった。しかし加工技術の進歩などから、近年では鍛造キャビティアイアンも増加している。

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<1566>  2013.4.10更新