ポスティングシステム 【 選手入札制度 】

ポスティングシステムとは、最も高価格を提示したチームに、交渉権が与えられる制度のこと。日本のプロ野球選手が、米国のメジャーリーグのチームに移籍する手段のひとつとなっている。プロ野球では1998年12月よりポスティングシステムが始まっている。

ポスティングシステムは、フリーエージェントの権利を得る前の選手がメジャーリーグへの移籍を希望した場合に用いられる手段で、選手の希望を球団が認めた場合に実施される。

メジャーリーグへの移籍が球団側から認められた選手の情報は、日本プロ野球コミッショナーを通じてメジャーリーグのコミッショナーに伝えられ、メジャーリーグの球団に告知される。メジャーリーグの球団は獲得したい選手に契約金額を入札する。金額に折り合いがつけば、メジャーリーグの球団は選手との独占交渉権を獲得することになる。なお、複数の球団が入札した場合は最も高い金額を提示した球団が交渉権を得る。選手と契約に至れば、入札金額は日本側の所属球団に支払われる。

選手にとってはフリーエージェントの権利を獲得する前に、早期にメジャーリーグへ移籍できるチャンスとなるが、移籍に関する決定権の多くは選手よりも日本の球団が握っており、選手の選択の幅が狭いという面もある。

ポスティングシステムによってメジャーリーグへ移籍した初めての日本人選手は2001年のイチローであり、その後も多く利用されている。2007年に西武ライオンズの松坂大輔がレッドソックスに移籍する際には、約60億円の入札金額となった。

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<1102>  2010.10.1更新