レスリングしんかいきゅう

レスリング新階級

レスリング新階級とは、レスリング競技で2014年1月から採用される新たな階級制度のこと。従来の階級制度を変更し、オリンピックでのレスリング競技を男女ともに6階級に分け、世界選手権や大陸選手権、ワールドカップなどの大会では8階級に分けて実施する。

従来の階級制度では、男子のフリースタイルグレコローマンは、いずれも55、60、66、74、84、96、120kg級という7階級でオリンピックや世界選手権などが実施されていた。新階級制度では、フリースタイルが57、65、74、86、97、125kg級、グレコローマンが59、66、75、85、98、130kg級という各6階級でオリンピックの競技が実施される。また、世界選手権などのオリンピック以外の大会では、フリースタイルが61、70kg級、グレコローマンが71、80kg級という各2階級が追加されて8階級となる。

女子は従来制度では、48、55、63、72kg級という4階級でオリンピックが実施され、48、51、55、59、63、67、72kg級という7階級で世界選手権などが実施されていた。新制度では、オリンピックが48、53、58、63、69、75kg級の6階級となり、オリンピック以外の大会は55、60kg級を加えて8階級となる。

第1回の近代オリンピックから競技として採用され続けていたレスリングだが、2012年のIOC理事会において中核競技から外されることが決定し、オリンピックでの存続の危機に立たされた。そこで改革のひとつとして、性別ごとに異なっていた階級数を統一する階級制度の変更が行われた。なお、変更により、男子では最軽量の55kg級がなくなったほか、女子ではオリンピック3連覇を果たした吉田沙保里の55kg級が消滅し、53kg級への階級変更を余儀なくされた。

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<1599>  2013.12.23更新