レーザーレーサー

レーザーレーサーとは、イギリスのspeedo社が開発した競泳用水着。革新的な技術が施された水着で、2008年の北京オリンピック前後に、それまでの水着と一線を画する性能を誇った。開発にはNASAの協力も得ている。縫い目がない代わりに特殊な超音波で素材を接着をしたり、体を強く締め付けて筋肉の波を減らしたりすることで徹底的に水の抵抗を抑えている。表面の要所にポリウレタン素材のパネルが張り付けられているのが特長。

2008年に行われた世界各国の北京オリンピックの水泳選考会で、レーザーレーサーを着用した選手が次々と世界記録を打ち立てたことで話題になる。しかしその圧倒的な優位性が、競技の公平性の面で物議を醸すことになった。日本水泳連盟では他社の水着を公式に採用していたため、レーザーレーサーの着用を望む選手と日本水泳連盟との間で騒動が起こったが、結局レーザーレーサーの着用は認められた。

北京オリンピックで打ち立てられた25個の世界記録の内、23個はレーザーレーサーを着た選手によるもので、実力が改めて証明された。

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<498>  2009.7.24更新