ロスタイム 【 アディショナルタイム 】

ロスタイムとは、サッカーの試合において前後半それぞれ規定の時間を過ぎた後で、空費された時間として追加される時間のこと。具体的には、選手交代や選手の負傷程度の判断に費やされた時間や、負傷した選手をフィールドから退出させるために費やされた時間などを主審が裁量し、追加する時間を決定する。大会規定等で第4の審判員の任命とロスタイムの表示が定められている試合の場合、主審が第4の審判員にロスタイムをどの程度とるかを合図し、第4の審判員がハーフラインの手前で数字を記したボードを上げて全体に示す。この時、例えば「1」と表示された場合はロスタイムが1分〜1分59秒あるということであり、何分台という意味である。

ロスタイムというのは「loss of time(空費された時間)」からきた和製英語であり、海外では使われていない。近年、サッカーのテレビ中継などではアディショナルタイム(additional time)という言葉が使われる場合がある。しかし、ロスタイムという呼び方が未だに一般的である。試合の後半ロスタイムは、選手の体力や集中力などの点から失点が起きやすい時間帯でもあり、またこの時間に得点が入ると試合結果に大きな影響を与えるため、劇的な出来事が起こることが少なくない。1993年に行われたワールドカップ最終予選で日本代表が後半ロスタイムにイラクに同点に追い着かれ、本大会進出を逃した「ドーハの悲劇」などが有名である。

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<361>  2008.12.1更新