ロングトレイル

ロングトレイル

ロングトレイルとは、山や森林など自然の中を通る長距離自然歩道のこと。「トレイル(trail)」は英語で原野や荒地の小道を意味する。通常、舗装された自動車道などは含まれない。一般的には50km以上をロングトレイルと呼ぶが、50km以下のものから4,000kmを超すものまで様々なロングトレイルがある。

アメリカでは、バックパッカーやハイカーがロングトレイルを歩きながら現地の自然や文化と触れ合う文化があり、1930年代からトレイルの整備が進められた。アメリカ西海岸を複数の山脈に沿って南北に縦走する4,260kmの「パシフィッククレストトレイル」、アメリカ東部をアパラチア山脈に沿って南北に縦走する3,498kmの「アパラチアントレイル」、アメリカ西部をロッキー山脈に沿って南北に縦走する4,989kmの「コンチネンタルディヴァイドトレイル」が三大トレイルとして有名である。

日本では、1970年代以降に環境庁(現在の環境省)の計画の下、アメリカのロングトレイルを例に東京都八王子市から大阪府箕面市まで11都府県1,697kmを結ぶ「東海自然歩道」など複数の長距離自然歩道が整備された。また近年では、自治体とNPOなど民間団体の協力により、コースの整備やイベント企画などの運営が行われているロングトレイルも増えている。代表的な例として、NPO法人信越トレイルクラブが運営する、長野と新潟の県境にある80kmの「信越トレイル」、NPO法人八ヶ岳スーパートレイルクラブが運営する200kmの「八ヶ岳山麓スーパートレイル」がある。

ロングトレイルの全区間をシーズン中に一気に歩くことを「スルーハイク(thru-hiking)」と言い、区間の一部だけを歩くことを「セクションハイク(section-hiking)」と言う。

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    <1592>  2013.10.25更新