おおうちがり

大内刈り

大内刈りとは、柔道投げ技のひとつであり、相手の懐に入って後ろ側に倒すよう、内側から外側に足を刈る足技のこと。単独で一本を取れることが多いが、相手の重心を後方に崩す技であり、ほかの技との連携がしやすく連絡技としても多く用いられる。

大内刈りの手順は、まず自然体の組み手から一歩踏み出し、左の踵に重心をのせ、引き手を自分の左腰に引く。次に、右膝がへその下辺りにくるように曲げ、足が相手に向かって垂直になる状態をとる。さらに、自分の右胸と相手の左胸が相対するような姿勢になるようにし、そのまま相手を引き寄せ、釣り手で相手の重心を崩しながら、足首を内側から外側に刈り開くというものになっている。

釣り手には2種類あり、柔道衣の襟元を掴み相手の重心を崩すものと、相手の肩を後方に押して崩すものがある。さらに刈り方にも、刈り足を半円を描くように動かし、相手の足を開いて刈るものと、片足をかけたまま相手を後方に追いやることで刈るものの2種類がある。連絡技として用いる際には、背負い投げから大内刈りを行うものや、小内刈りから大内刈りに変化するパターンなどがある。大内刈りは、刈る足を相手の足に絡ませてしまうと、禁止技に判定される場合があるため、注意が必要となる。

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<1458>  2012.6.13更新