たいきょくけん

太極拳

太極拳とは、中国に古くから伝わる伝統武術の一つ。中国では古くから数多くの武術が伝えられているが、太極拳は現在では健康法として国家的に推進されており、健康法としての側面が日本でも受け入れられ、広く普及しつつある。一方で武芸としての側面も色濃く残っており、演武として技の美しさを競う競技として多くの人に嗜まれている。

太極拳の中でも多くの流派が存在しているが、そのもっとも原始的で総合的な流派が陳式太極拳であり、実戦的な要素が多分に含まれている。一方楊式太極拳と呼ばれる流派では太極拳の持つ独特の柔らかい動きをより強調したものであり、これを簡略化して万人に修得できるものとして国家的に普及させた。これが現在広く普及している健康体操としての側面の強い太極拳であり、簡化太極拳と呼ばれるものである。具体的には24の基本動作から構成されていることから「二十四式太極拳」とも呼ばれる。このように国家的に普及を意図して制定された太極拳を「制定権」と呼ばれる。一方で旧来の武術として伝承されてきたきたものを「伝統拳」と呼ぶ。

制定権は二十四式太極拳のほかに競技向けとして難易度を増した八十八式太極拳、四十八式太極拳、四十二式太極拳(総合太極拳)などがある。

    <$Rel2>
    <$Rel3>
/
/
<219>  2008.7.22更新