がくせいやきゅうしかくかいふく

学生野球資格回復

学生野球資格回復とは、プロ野球経験者が大学、高校の学生野球で指導する資格を回復すること。プロ球団と契約したことのある元選手やコーチは、原則として学生野球の指導が禁止されるが、指導資格を回復することで、監督やコーチなどに就任して学生野球を指導できるようになる。2013年7月に指導資格回復のための制度が改正され、高校教諭の実務経験がなくても高校の野球部を指導することが可能になった。

プロ球団による社会人選手の強引な引き抜きなどをきっかけとして、1961年以降、アマチュア野球界はプロ野球との関係を断絶し、プロ野球経験者による大学や高校での指導を禁止していた。高校野球については、1984年に元選手などが高校教諭として10年勤務した場合に限り、学生野球の指導資格を回復できるように制限が緩和された。その後、条件の勤務年数は5年、さらに2年へと短縮されたものの、高校教諭の実務経験が必要とされることから、依然としてハードルは高かった。

新制度では、プロ野球経験者がプロ側の日本野球機構(NPB)、アマ側の日本学生野球協会という2段階の研修を受講し、書類による適性審査を経ることで、学生野球の指導資格を回復できる。資格回復者が都道府県の高校野球連盟に登録すると、各連盟のWebサイトで氏名が公表され、各学校は連盟を通じて資格回復者に指導を打診することが可能。

    <$Rel2>
    <$Rel3>
/
/
<1697>  2015.2.24更新