へいこうぼう

平行棒

平行棒とは、体操競技で用いる器械、また、その器械を用いて行う男子体操競技の一種目のこと。

平行棒は、床から高さ200cmの位置に、42〜52cm間隔で2本のバーが平行に設置された器械。選手は2本のバーを両手や片手で持ちながら、バー上やバー下、バー間で回転や飛び越しなどのアクロバット技や静止技を行い、その俊敏さやバランスの良さを競う。

平行棒は、バーを軸にダイナミックなアクロバット技を行う点で鉄棒段違い平行棒と似ており、用いられる技も多数かぶるが、平行棒ではアクロバット技だけでなく静止技も非常に重視される点でこれら二つとは大きく性格が異なる。平行棒で行う技は、静的なものも動的なものも、バーの弾力と選手自身の肩・腕の力を動力とするため、選手には強い肩と腕力が要求される。平行棒はこの点でむしろつり輪に通じるところがあり、平行棒が得意な選手はつり輪も得意なことが多い。

日本人選手では、モリスエに成功した森末慎二選手やヤマワキに成功した山脇恭二元選手が有名。近年では、アテネ五輪(2004年)の種目別平行棒で、冨田洋之選手が銀メダルを獲得している。

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<316>  2008.8.26更新