としよりみょうせき

年寄名跡 【 年寄株 】 親方株

年寄名跡とは、大相撲の力士が現役引退後も日本相撲協会に残って役員に就任したり、相撲部屋を開いて弟子を養成するために必要な資格のこと。また、年寄(親方)になる際の名称のことでもあり、日本相撲協会の「年寄名跡目録」に記載されている。功績の著しかった横綱が引退した際に特別に認められる一代年寄を除くと、年寄名跡は105に限られており、先代から引き継ぐことで年寄名跡を手に入れることができる。年寄株や親方株とも呼ばれる。

年寄名跡を手に入れて年寄を襲名するには条件があり、日本国籍を有していることのほか、最高位小結以上、幕内在位通算20場所以上、十両以上在位通算30場所のいずれかを満たしている必要がある。ただし、例外として条件が緩和される場合もある。

年寄名跡は、養子縁組などによって相続される以外に、金銭で売買されることがある。また、現役力士が年寄名跡を持っている場合などは、他の元力士が一時的に年寄名跡を借りて年寄を襲名することが認められている。だが、名跡を借りている場合は協会の役員になることはできないなどの制限がある。なお、年寄名跡の貸借りは1998年に禁止されたが、2002年に再び認められた。

年寄名跡の売買については、明確な価格が決まっていないことから高額化が問題視されており、いくつかの改革案が検討されている。

/
/
<1301>  2011.8.3更新