だんがんとざん

弾丸登山

弾丸登山とは、十分な睡眠をとらずに一気に山頂を目指す登山方法のこと。体調不良や事故につながりやすく、安全性に問題がある。とりわけ人気となっている富士山の登山では、知識が少なく認識が甘い登山者も多いことから、弾丸登山が問題視されている。

富士山の弾丸登山は、御来光を見るために夜間に5合目から徹夜で一気に山頂を目指すことを指す。山小屋で宿泊するなど高度順応する時間を取らないため、高山病にかかりやすくなるほか、疲労から足を踏み外すなどの事故を引き起こす危険性もある。弾丸登山では体調不良などにより登頂できないこともあり、山小屋に宿泊した登山者と比べて、弾丸登山による登頂成功率は1割程度低下する。富士山周辺の市町村や観光団体では、弾丸登山を問題視し、登山者へ自粛を呼びかけている。

2000年代後半からの登山ブームで弾丸登山を行う登山者が増加し、旅行会社によって弾丸登山のツアーが組まれることもある。2013年に富士山が世界文化遺産登録されたことから、富士登山人気が高まると同時に弾丸登山者の増加も予想されており、同年には山梨県や静岡県が弾丸登山の自粛に関する要望書を観光庁に提出した。

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<1585>  2013.10.25更新