きょくちほう

極地法

極地法とは、標高8000m級の高峰で用いられる登山方法のこと。十人前後から時には数百人で組織を編成して登頂を目指す。英語の「polar method」の訳語であり、世界最高峰のエベレストが北極、南極に次ぐ第3の極地とされることから極地法と呼ばれる。

まず、標高5300m前後の安全な地点にベースキャンプを設け、数日かけて高度順応を開始する。さらに、ベースキャンプから標高差1000m程度の連絡の取りやすい間隔でキャンプを複数設営し、キャンプを行き来して物資を運搬しながら、隊員のうちの少数が登頂を目指す。サポートに多くの人員が動員されるが、最終的に登頂できるのは数名のみである。

極地法は標高8000mを超える高所登山に対し、安全性と成功率を高めるために考案された。1953年にニュージランドの登山家エドモンド・ヒラリーとチベット人のテンジン・ノルゲイによるエベレスト初登頂時にも極地法が用いられた。この時組織されたのは近代登山の発展を牽引してきたイギリスが編成した登山隊であり、登山家やサポーターを合わせて総勢400名を超す大部隊となった。

極地法は現在でも用いられることがあるが、登頂に膨大な資金や時間、人員が必要となることや、多人数のため現地に大量のゴミを残すことに対して批判もある。

  • K-2  【カヤックペア】
  • C1  【スラロームカナディアンシングル】
  • C2  【スラロームカナディアンペア】
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<1587>  2013.10.25更新