きしゅたいしょう

騎手大賞

騎手大賞とは、毎年JRAより発表されるJRA賞の騎手部門のひとつ。該当年度中に、最多勝利騎手、最高勝率騎手、最多賞金獲得騎手の3部門を全て受賞した騎手にのみ与えられる賞となっている。

最多勝利は騎乗機会が多いほど狙えるが、騎乗機会が多ければ勝率の面で難しくなってくるため、最多勝利と最高勝率の同時受賞は難しい。また、最多賞金獲得の部門は、賞金額の高い、数少ないG1競走での成績が大きく関わってくるため、勝利数や勝率とあわせて運の要素が強くなってくる。

以上のことから、この騎手大賞を受賞するのは難しいといえる。JRA賞は1987年に開始して以来、岡部幸雄と武豊の二人が受賞している。岡部幸雄は1987年と1991年の2回、武豊は1997年〜2000年と2002年〜2006年に合計9回受賞している。

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<783>  2010.2.10更新