こうせんじゅうどう

高専柔道

高専柔道とは、日本の旧制高等学校、大学予科、旧制専門学校の柔道大会で行われた寝技を中心とした柔道のこと。現在は、正式な柔道大会では寝技の使用が禁止されているが、明治30年代から第二次大戦中の1941年までの間、高専柔道規定では、立ち技から寝技へ直接引き込むことが認められていた。いったん寝技に引き込むと審判からの「待て」の宣告はなく、勝敗が決着するまで試合は継続されることになる。

また、講道館柔道とは異なり、優勢勝ちはなく、寝技を中心に一本勝ちを狙うことが高専柔道の一般的な形となった。寝技を中心とする高専柔道では、関節技の研究が進み、三角絞めや膝十字固めなどが考案された。とりわけ、三角絞めについては、後に講道館柔道の技としても取り入れられることとなった。

現在もなお高専柔道を取り入れている大会は存在し、代表的大会として、旧帝大(北海道大、東北大、東京大、名古屋大、京都大、大阪大、九州大)によって運営されている七帝戦(全国七大学総合体育大会)が挙げられる。

/
/
<1503>  2012.9.12更新