フィギュアスケートでのスピンとは、ある地点にとどまって回転する技のこと。片足でスピンをし、フリーレッグをどんなポジションに置くかで、さまざまなバリエーションがある。両足でするスピンはクロスフットスピンのみとなっている。選手の多くはジャンプ同様、反時計回りで回転する。
スピン要素として認められるには、軸をぶれさせずに、3回転以上することが条件となり、フリーレッグなどのポジションが難しいものであるほど、評価は高くなる。ISUのジャッジングシステムでは、スピンに1から4までのレベルが設定されている。
スピンの基本姿勢には上半身とフリーレッグを水平にしてT字のように見せるキャメルスピン、腰を落とすシットスピン、膝が伸びた状態のスピンでキャメルスピン以外のアップライトスピンという3種類があり、1回のスピンで2つ以上の基本姿勢をとるスピンをコンビネーションスピンという。
|