トカチェフ

トカチェフとは、体操競技の鉄棒種目、段違い平行棒種目における離れ技の一つの名

前。左右に開脚したまま後方回転して鉄棒を飛び越し、その後再び鉄棒に戻る技。現在ではC難度の、連続でよく用いられるメジャーな技。旧ソ連の選手、アレクサンドル・トカチェフ(Alexander Tkachyov)が1977年の体操ヨーロッパ選手権において初めて成功した技で、彼の名前にちなんで命名された。正式には「懸垂前振り背面開脚とび越し懸垂」と言う。応用編として屈伸トカチェフや伸身トカチェフという技もある。

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<308>  2008.8.26更新