だいよんのしんぱんいん

第4の審判員 【 第4審 】

第4の審判員とはサッカーの試合における審判員のひとつ。主審と2人の副審に次ぐ4人目の審判員であり、競技会の規定に基づいて任命され、試合開始前から終了後に至るまで常に主審の援助を行う。通常の試合における第4審の主な任務は、交代がある時にボードを上げて主審に伝えることや、ロスタイムをどの程度とるかの合図を主審から受けてボートを用いてフィールド全体に伝えることなどである。また、交代要員の用具を点検し、問題がある場合には主審に伝える任務を行う。さらに、主審が警告する選手を間違えた時や、選手が2度目の警告を受けたにもかかわらず退場を命じられない時、主審、副審の見えないところで反則が起きた時などには、主審にそれを合図する。しかし、最終的な判断を下すのは主審である。

主審と副審が負傷や急病によって任務を続けることができなくなった場合に、第4審はいずれかの任務を代行することが可能である。この時、主審を代行するのが第1副審であるか第4審であるかは、競技会の主催者が明確にしておかなくてはならない。第4審のほかに、リザーブ副審が任命されることがあり、リザーブ副審は任務を続けることができなくなった副審または第4審に代わることができる。

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      <339>  2008.11.21更新