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警告

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サッカー

警告とは、サッカーにおいて、選手が反則を犯した時に主審の裁量によって下される懲罰処置のひとつ。反則を犯した選手には、警告されたことを知らせるためにイエローカードが提示される。なお、ひとつの試合の中で2回警告された選手は、レッドカードを提示され退場を命じられる。競技規則では、次のような反則が警告にあたると定められている。反スポーツ的行為や言葉または行為による異議。プレーの再開を遅らせたり、繰り返し競技規則に違反すること。コーナーキックフリーキックスローインでプレーが再開される時に規定の距離を守らないこと。主審の承諾を得ずにフィールドに入ったり復帰したり、意図的にフィールドから離れること。

主審は警告に値する反則が起こってから、すぐに処置を下す必要はなく、次のアウトオブプレー時に警告が行われる。そのため、反則を犯した選手の相手チームに有利な状況の場合は、プレーを止めずに続行させることがある。また、警告の対象となるのは、試合に出場している選手だけでなく、交代要員や交代して退いた選手も含まれる。さらに、主審はフィールドに入った時から試合終了の笛を吹いてフィールドを離れるまで懲罰を行使する権限をもっているため、試合開始前、終了後に選手に対して警告が行われることもある。

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<362>  2008.12.1更新