障害馬術とは、アイルランド発祥の馬術競技の一種目。規定の馬場の中で、1対の騎手と馬が、規定タイム内に障害物に対して過失なくゴールを決めることを目的とし、過失を 行うごとに減点をし、その減点数の低さを競う。通常コース内には、トリプル・バー、パラレル・レール、水濠障害などの15個の障害物が設置される。障害物 の落下 、馬のジャンプ拒否、転倒、規定タイムの超過、水濠障害での着水などが減点対象となる。コースを試乗することは試合当日まで許可されないため、人馬共に精 神力と応用力が求められる。夏季オリンピック大会では団体競技と個人競技の2パターンがある。