柔道におけるフェイントの動作のこと。身体を急に相手が想定しない方向へ動かすことで、攻撃をかわしたり相手の隙をつくるための動きである。
相手の攻撃をあしらい、自分が最も技をかけやすいポジションをとるために、いなすことは組み手争いの中でも重要となる。いなす動作をいかに俊敏に技の中に取り入れるかによって、相手に対して技を決められるかが左右されることが多い。