Jリーグが2009年シーズンから導入した選手の登録規定で、外国人選手定員である3名とは別にアジアサッカー連盟傘下国の選手を1名登録できるという規定のこと。登録と同時に出場も可能となるため、それまでより多くの外国人が出場できるようになった。アジアクウォーター制により、Jリーグ各チームは優秀なサッカー選手の多い韓国の選手を獲得する動きが活発化している。
Jリーグのゲームレベルの向上、アジア地域における新たな事業的可能性の開拓、アジア地域を対象とした国際交流、貢献の推進を同制度創設の目的としている。
また、2008年のリーマンショック以降、急激な円高ウォン安となり、韓国選手にとっては日本で受ける報酬が高くなることも影響し、韓国の優秀なサッカー選手が日本のJリーグに流れている。韓国のサッカーリーグであるKリーグは優秀な選手の流出を憂慮している。
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