フィギュアスケートの技のひとつで、両つま先を180度外側に向け、進行方向の膝を曲げ、もう片方の足は後ろに伸ばした形をとって、姿勢をキープしたまま滑る。ムーヴズインザフィールドのひとつの技で、エレメンツとしては判定されない。旧西ドイツのフィギュアスケート選手であるイナ・バウアーが編み出したことから、こう呼ばれる。
多くの場合、上体を後ろに反らせる形を取る。イナバウアーはトリノオリンピック、女子フィギュアスケートで金メダルを取った荒川静香が得意としている技で、荒川静香がトリノオリンピックで見事なイナバウアーを見せたことで話題になり、日本では流行語大賞にもなった。
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