4枚の羽がついたインディアカボールと呼ばれるボールを1チーム4人、または6人で打ち合うバレーボールに似たスポーツ。
インディアカは旧西ドイツで、体育教師のカールハンス・クロン氏によって考案された。クロン氏がブラジルの伝統競技である「ペテカ」を参考にし、改良を加えたものがインディアカとなった。インディアカという名称は、「インディアン」と「ペテカ」を組み合わせたものになっている。
試合は、バドミントンのダブルスのコートで、赤い4枚の大きな羽がついたインディアカボールを使用して行われる。ボールについた大きな羽が付いていることにより、スピードがバドミントンよりも遅く、バレーボールのようにボールが大きくないため、危険性が少ないのが特長。また、ラケットなどの用具を必要とせずに手で打てるという点からも、誰にでも親しみやすいスポーツとなっている。
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