インディカーシリーズとは、米国を中心に開催されるモータースポーツのレース群のこと。インディレーシングリーグが統括しており、年間17戦のレースを行う。世界3大レースの一つに数えられる「インディ500」が含まれるほか、日本で開催される「インディジャパン300」もある。
使用される車はフォーミュラカー(オープンホイールカー)であり、現役F1レーサーや元F1レーサーが参戦することもある。米国に多い楕円形の「オーバルコース」を使用することが多いが、複数のコーナーで構成される「ロードコース」、市街地の路面を利用した「ストリートコース」のレースもある。燃料には、エタノール98%、ガソリン2%の混合燃料を使用している。
1996年にインディ500が当時所属していたCARTから分離独立する形で発足した。当初は団体名である「インディレーシングリーグ」という名称を使っていたが、2002年に「インディカーシリーズ」に変更。2003年に茨城県茂木町にある「ツインリンクもてぎで」開催されるインディジャパン300が開始した。アパレルブランドの「IZDO」が2010年より冠スポンサーとなっていて、「IZDO インディカーシリーズ」とも呼ばれる。
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