競馬における近親交配のこと。5代前までに同じ種牡馬の血がある牡馬と牝馬を交配させる種付け方法である。インブリードは、優秀な特徴を引き継ぐ可能性を高めることができるが、逆に、遺伝病を引き起こしたり、繁殖力が弱くなる場合がある。
インブリードの割合が50%を超えると危険な交配とされ、生まれにくく、生まれたとしても虚弱体質の馬になる可能性が多い。割合が18.75%となる交配は「奇跡の血量」と呼ばれ、過去に多くの名馬を生み出している。