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キャディバッグ

プレー中に必要な道具が取り出せるように、ゴルフ競技に必要な道具を入れておく持ち運び用のゴルフバッグのこと。長いゴルフクラブが入るよう、縦長の筒のような形をしている。プレー中は常にキャディバッグを持ち運び、プレーに応じて必要な道具を取り出して用いる。自分で持ち運ぶ場合もあるが、キャディがカートなどに乗せて持ち運ぶことが多い。そのためこのような名称で呼ばれている。

キャディバッグは屋外での持ち運びに適するように、雨に強い合成皮革やナイロンで作られていることが多い。ただし、近年では天然皮革素材やデニム素材のものなどデザイン的付加価値を追求したものも多く見られる。キャディバッグの大きさは、キャディバッグを上から見た時にできる楕円の口径を基準に表されるが、口径の大きさや重さによってキャディバッグは主に三つのタイプがある。軽量で安価なカートタイプは初心者に扱いやすく、一方、口径が大きく重めで比較的高価なプロモデルタイプはプロや上級者向けである。また、キャリーバッグを立たせるためにスタンドがついているスタンドタイプは自分で持ち運ぶ機会が多い人に適している。さらに、各タイプのどれも、素材やブランドによって数千円のものから数十万円するものまで幅広く出回っており、目的や習熟度に応じて選ぶことができる。

具体的には、キャディバッグにはゴルフクラブやゴルフボール、ティー、リペアツール、ボールマーカー、雨具、グローブなどの小物を入れる。一部の公式競技ではキャディバッグの中身にも規定があるが、一般的には中身に何を入れるかは自由である。ただし、ゴルフクラブには14本以内という規定がある。通常、3〜14分割された中央部分にゴルフクラブを収納し、周りの小物スペースにその他の小物を収納する。

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