クオリティスタート
クオリティスタート 【 QS 】
|
先発投手の成績を評価する指標のひとつで、6投球回以上を投げ、自責点を3点以内に抑えた場合にクオリティスタート(QS)が記録される。「クオリティスタート(Quality Start)」とは、英語で「良質な先発」という意味。勝利数以外で先発投手を評価する指標として、MLBなどで用いられている。 一人の先発投手が6回以上を投げ、自責点を3点以内に抑えるとQSになる。また、先発試合数のうちQSを達成した試合の比率のことを「QS率」と呼び、QS率が高く100%に近い先発投手が優秀とされる。たとえ先発投手が好投しても、味方打線の援護による得点がなかったり、中継ぎ投手が振るわなければ、先発投手は勝利数を伸ばすことができない。そこで、先発投手の成績を純粋に評価する指標として、QSが重要視されている。 なお、7回以上を投げ、自責点を2点以内に抑える「ハイクオリティスタート(HQS)」が指標として用いられることもある。
|
|