コパアメリカとは、南米大陸各国の代表チームによって競われるサッカーの大会のこと。南米10か国が加盟する南米サッカー連盟(CONMEBOL)が主催している。第1回大会は1916年に開催され、FIFAワールドカップやUEFA欧州選手権よりも歴史のある大会である。CONMEBOL加盟の10か国のほか、他大陸の2か国を招待し、計12チームで競われる。
12チームを4チームずつ3グループに分けて、総当りの1次ラウンドを行い、各グループの上位2チームと、グループ3位の中の成績上位2チームが決勝トーナメントに進む。コパアメリカは、1916年の第1回大会以降、毎年開催されたり、数年ごとに開催されたりと変則的に開催されていたが、現在では4年ごとの開催に落ち着いている。
1993年大会から導入された招待国枠には、おもにメキシコや米国などの北中米カリブ海の代表チームが選ばれている。なお、1999年大会には日本が招待された。また、2011年大会にも日本は招待されたが、東日本大震災の影響でJリーグの日程がずれ込んだことなどから、出場を辞退した。2011年3月時点で最多優勝回数はアルゼンチンとウルグアイで14回、次いでブラジルが8回となっている。
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