フィギュアスケートにおけるジャンプ演技のひとつ。前向きに助走をとりながら滑り、後ろ向きにターンし、両足をハの字になるようにおき、ターンの反動で回転しながらジャンプをする技。ターンと同じ向きに回転するため、スケート靴がリンクを離れる時点で身体は半回転しているような状態となり、ジャンプ演技の中でも難易度が低いとされている。スケート靴のつま先であるトゥの部分で踏み切るのではなく、刃のエッジ部分で踏み切るのがサルコウの特徴となっている。
難易度が比較的低いジャンプとはいえ、クワドラプルサルコウと呼ばれる4回転のジャンプは非常に難しい技とされており、日本選手では安藤美姫が成功し話題となった。
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