カーリングで、投げられたストーンの進行先の氷をブラシで磨くこと。1チーム4人で構成されるカーリングで、司令塔となるスキップを除いた3人のうちストーンを投げていない2人がスウィーピングの役目を担う。スウィーピングをする人のことをスウィーパーと呼ぶ。
カーリング場のリンクには、試合前に水やぬるま湯を撒いて氷の上にぺブルと呼ばれる氷の粒が作られる。スウィーピングをすることで、ペブルをわずかに溶かし、水の膜を作ってストーンの滑りを良くし、ストーンの滑る距離を伸ばすことができる。
スウィーピングは、1回の攻撃で約40m行うため、1試合を通して1人約2000mほど行うことになる。そのため、相当な体力と集中力を必要とし、勝敗をつけるのに非常に重要な鍵を持つ要素となっている。
|