スコットランドでのプロサッカーのトップリーグのこと。1890年から続くスコティッシュ・フットボールリーグから1997年にトップの10チームが脱却する形で設立された。2000年より2チーム新たに参加し、12チームとなった。下部リーグにスコティッシュ・フットボールリーグ、ファーストディビジョン、セカンドディビジョン、サードディビジョンの3組織があり、それぞれ10チーム、計30チームが所属している。
毎年8月から翌年の5月までを1シーズンとし、ホーム&アウェイ方式により全38節、合計228試合行われる。33節までは全チームの総当たり戦だが、34節からは上位6チームと下位6チームにグループ分けし、それぞれのグループ内で戦う。勝利に3、引き分けに1の勝ち点が与えられ、全38試合の勝ち点の合計で順位を決定する。最下位のチームは下部リーグに降格する。シーズン終了後、優勝クラブにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージからの出場権を獲得する。また、2位のクラブがCLの予選出場権を獲得する。
1890年からの歴史の中で、優勝はグラスゴーに本拠地を置くセルティックとレンジャーズが大部分を占めている。1966-1967年シーズンにセルティックがUEFAチャンピオンズカップ(現UEFAチャンピオンズリーグ)で優勝している。日本人選手では中村俊輔と水野晃樹がセルティックに所属経験があり、中村俊輔はスコットランドPFA年間最優秀選手賞をはじめとした様々なタイトルを手にしている。
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