競馬における賞金形態のひとつ。レースに所有馬を出走させる馬主がお金を出し合い、勝ち馬や特定の順位までの馬に賞金を分配する方式をとった賞金形態のこと。イギリスなどで盛んに行われていたが、現在ではステークス方式のレースはない。しかし、「特別競走」という特定の名前が付いているレースに登録するときは特別登録料を支払わなければならず、この特別登録料が1着、2着、3着の馬に7:2:1で分配されるため、広い意味ではステークス方式である。
古代競馬ではおもにヒートレースやマッチレースの形式でレースが行われ、馬主が馬の速さを競わせるものだったが、スポンサーの出資など馬主以外の資金を元にレースが開かれるようになると、多くの馬を出場させ、一発で勝負を決めるステークス方式が採用されるようになった。
|