デビスカップ 【 デビス杯 】
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国際テニス連盟(ITF)が主催する男子テニスの国別対抗戦のこと。毎年3月から12月にかけて世界各地で開催される。1900年に米英対抗戦として行われた「インターナショナル・ローンテニス・チャレンジ」が前身。その後、国際対抗戦となり、1946年から現在のデビスカップに改称された。フランスの大手銀行グループBNPパリバが協賛しており、「BNPパリバ デビスカップ」とも呼ばれる。女子テニスのフェドカップにあたる大会である。 大会の運営は、昇降格のある複数階層のグループリーグ方式が採られている。最上位の「ワールドグループ」は16チームで構成され、トーナメント戦で優勝を争う。2部には、アメリカ、欧州アフリカ、アジアオセアニアという3つの地域別の最上部グループがあり、「ワールドグループ」のトーナメントの1回戦で敗れたチームと地域別最上部グループの勝利チームがプレーオフ(入れ替え戦)を戦い、勝ったチームが次の年の「ワールドグループ」に残留または昇格する。 地域別最上部グループの下には各地域の下部グループが複数あり、同様に上位グループの下位チームと、下位グループの上位チームが入れ替え戦を戦うシステムとなっている。各対戦はシングルス4試合、ダブルス1試合の計5試合が行われ、3試合を先取したチームの勝利となる。また、各試合は2セット先取の3セットマッチ制で行われる。
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