砂上で行うサッカーのこと。ルール上ではサッカーと異なる点が多く、出場人数はサッカーが11人であるのに対し、ビーチサッカーは5人となっている。12分間のプレーを1ピリオドと呼び、1試合は3ピリオドの計36分間行われる。1試合中における選手交代には回数制限はなく、また、一度交代してベンチへ戻った選手も再度交代してフィールドへ戻れるなど、フットサルやバスケットボールのルールに類似している。
ファウルがあった場合は、その場所から直接フリーキックになり、ボールとゴールの間に両チーム選手共入ることはできないため、サッカーのように壁などを作ることができない。また、サイドラインを割ったボールは、スローインかキックインかを選手が任意で決定してよい。イエローカードを受けた場合の処遇に関してもサッカーとは異なり、ビーチサッカーではイエローカードを受けたら1分間ペナルティーボックスに入っていることが義務付けられ、それ以上の罰則はない。
ブラジルで発祥し、参加人口は世界的に増加してきている。2005年からはFIFA主催のビーチサッカーワールドカップも開催されている。2009年には、ビーチサッカー日本代表の監督をラモス瑠偉が務めている。
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