フィギュアスケートの種目のひとつで、国別で順位を競う団体種目。2014年のソチ五輪からフィギュアスケートの新種目として加わった。男子、女子、ペア、アイスダンスという4種目のショートおよびフリーの演技を行い、各演技の順位をもとに総合順位を決める。
10カ国が出場し、男子、女子、ペアのショートプログラム(SP)、アイスダンスのショートダンスを行い、各種目における順位をポイント化して合計得点を算出する。合計得点の上位5位までが各種目のフリーへ進むことができ、同様に各種目の順位をポイント化して、ショートとフリーの合計得点で最終順位を決定する。
なお、順位をポイント化する際は、1位が10点、2位が9点、3位が8点というように1点刻みで換算される。また、フリーでは最大2人まで選手を入れ替えることが可能。
フィギュアスケートの団体種目としては、2009年から国際スケート連盟(ISU)が開催している「世界フィギュアスケート国別対抗戦」があり、4種目の構成は五輪と同様だが、出場選手数や順位ポイントの換算方法などが異なっている。
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