フットサルをする際に使用するボールのこと。通常のサッカーで使用するボールよりも小さく、弾みにくいものとなっている。これはサッカーよりも狭いピッチで競技することから、よりボールをコントロールしやすくするためである。フットサルボールはトラップが簡単にできたり、足の裏でコントロールできるなどサッカーボールよりも簡単に扱うことができると言われている。逆に、弾みにくく重く感じるため、ボールを浮かせることは難しくなる。
競技規則では、ボールの外周を62〜64cmと定めている。小学生以下のサッカーで使用される4号球とほぼ同じサイズであるが、スポーツ用品店などでは「フットサルボール」「サッカーボール(フットサル用)」などとして販売されていて、厳密には4号球とは異なる。
そのほか競技規則では、フットサルに使用するボールは試合開始時の重さが400〜440g、空気圧が海面の高さで0.4〜0.6気圧であるように定めている。また公式試合では、2mの高さから落下させた時に最初のバウンドが50〜65cmとなるボールが使用される。ボール表面の素材としては、サッカーボールと同様に多くのメーカーが人工皮革を使用している。
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