ホッグラインからハウスの手前までの空間をフリーガードゾーンという。各エンドで、両チームのリードがストーンを投げる間は、フリーガードゾーン内に静止したストーンを弾き飛ばしてアウトにすることはできないというルールがある。
最初の4球は、フリーガードゾーンにストーンを止めれば、相手に弾き飛ばされることもなくなる。ただ、アウトに弾き飛ばすことができないだけで、フリーガードゾーンにある相手のストーンをずらすことは可能となっている。もちろん、フリーガードゾーンではない、ハウスの中のストーンはアウトに弾き飛ばすことが可能である。また、このフリーガードゾーンルールは、リードが投げ終わるまで有効であり、セカンド以降がストーンを投げるときは無効である。
フリーガードゾーンルールがあることで、リードの役割が非常に重要なものになってくる。自チームの最初のストーンをどの位置に静止させるかは、戦略によって大きく変わってくる。
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