2014FIFAワールドカップブラジル大会で使用される公式球の名称。「brazuca」は、ブラジルのスラングで「ブラジル人の誇り」を意味する。アディダス社が開発した。
2010年の南アフリカ大会の公式球「ジャブラニ」が六角形およびオニギリ型の計8枚のパネルで作られていたのに対し、ブラズーカでは手裏剣のような十字形の同一型パネル6枚で作られている。ジャブラニはより完全な球体に近づけて設計されたが、ロングボールなどがぶれやすく、一部の選手から不満が上がっていた。一方、ブラズーカでは同一型パネルを採用したことで、パネルが受ける空気抵抗が平準化され、ぶれにくく、思った通りの軌道でボールが飛ぶとされる。
2014年シーズンのJリーグでは、ワールドカップの公式球に日本代表選手が慣れることを目的に、ブラズーカが試合球として採用されている。
|