スポーツ辞典 s-Words

ユニホック

1チーム6人で編成され、プラスチック製のスティックとボールを使用して行なう屋内ホッケー。スウェーデンのカール・オーケ・アールクヴィストによって1968年に考案され、日本にはスウェーデン大使館を通じて1978年に紹介された。当初はレクリエーション要素が強かったが、次第に年齢や性別を問わず、誰もが親しめるスポーツとして普及し、競技として認識されるようになった。日本国内で約50,000人の人々が競技しているとされる。

6人で編成された2チームが、スティックを使用してボールのドリブル、パスを繰り返し、相手のゴールにシュートすることで得点を競う。キーパーは設置されず、ボールを止める際には頭と腕以外なら身体のどこの部分を使用してもよいことになっている。競技時間は、前後半10分ハーフで、ハーフタイムが2分。競技時間終了時に同点の場合は、延長戦が5分間行われ、決着がつかない場合にはサドンデス方式となる。

反則によっては、相手側にペナルティーストローク、またはフリーストロークが与えられる。ペナルティストロークとは、ゴールから7メートル離れたペナルティポイントから1度だけシュートをすることである。ほかの選手はゴール2メートル後方に控え、ボールがゴールに届かなかった場合には試合がそのまま再開される。フリーストロークとは、文字通り自由にストロークができることである。ただし、主審の合図から3秒以内にストロークを行うことが定められており、また相手側はフリーストロークを行なう選手から3メートル以上離れていなくてはならない。違反行為としては18の事項が挙げられており、ボールを足で蹴る行為や相手選手に危害を加えるような行為は禁止されている。

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