一般的な卓球で使用するボールよりも大きいボールを使用して行なう卓球のこと。「新卓球」とも呼ばれる。ラリーが続かないことで飽きてしまうとの声を受け、1988年に日本卓球協会により考案された。
ボールは、直径44ミリメートル、重さが2.2から2.4グラムのオレンジ色のもので、従来の卓球よりサイズを大きくすることで、空気抵抗を増加させ、回転速度やスピードを減らすことにより、ラリーの続きやすさを図った。
ボール以外は通常の卓球と基本的には同様だが、卓球初心者も卓球に親しめるようにルールや試合方式、使用する用具にも工夫が凝らされている。試合は11点先取で、3マッチ制。先に2セット先取した選手側の勝利となる。中高年者に愛好され、全国的に大会が多く開催されている。
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