投げ技により相手を仰向けに組み伏せることを目的とした格闘技、格闘スポーツ。レスリングの歴史は古く、古代ギリシャ時代の頃からオリンピックの種目として定着していた。
試合はサークル状のレスリングマット上でおこなわれ、相手の両肩を1秒以上マットにつけるとフォールトなり、勝ちとなる。そのほか相手の背中に回る(=バックをとる)、バックをとった後相手の身体をひっくり返す(=ローリング)するなどしてポイントを積み重ねてゆき、最終的にポイントが多い方が勝ちとなる。打撃技、関節技、絞め技は禁止されており、基本的に投げ技のみで戦う。
レスリングには全身が攻撃対象となるフリースタイルと、上半身のみが攻撃対象となるグレコローマンスタイルの2種目がある。なお、プロレスはプロフェッショナルレスリングの略であるがルール的には本来のレスリングからはかけ離れたものである。プロレスと明確に区別するために本来のレスリングをアマチュアレスリング、略してアマレスと呼ぶこともある。
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